さて、一昨日はラジオリンカーンの収録日だったが、昼ごろからまたもや腹痛。随分我慢したが、これは無理だなと判断して、救急外来へ。
点滴で痛み止めを入れてもらうと嘘みたいに平静に戻ったのだが、薬が切れれば動けなくなることは間違いない。
それでも入院までは必要ないという事で、夜には自宅に戻った。
その影響もあってか、昨日は一日動けずほぼ寝ていたが、やっと復活した。
むかし、内蔵を傷めていた時、今と同じように何もできないで毎日を過ごすという体験をした。そのため、どこまで動けるのかは概ね理解できるが、そのときに一番きつかったのは、体力よりも気力が失われるということだ。
やりたいことがあってもそれができない。
その状態を経験したことで、何事にも少し、前のめりで対峙するようになった。やりすぎくらいで丁度いい。
それまでは、自意識過剰で、人前に出ることが苦手だったが、そこから180度変わったといえる。そして結局それは、私の人生を豊かにしてくれた。
ネガティブな体験というのはその受け止め方で、成長の糧になる。それは、多くの場合当てはまるのだが、その渦中にいてそれを客観視するのは難しい。
しかし、やはりどんな場面でも、希望というものは存在するのだ。