さて、今朝がたの血液検査の結果問題なしと判断されたようで明日の午前中には退院できることとなった。これにて胆石は一件落着である。
ま、以前は腎臓結石もやっているのでまた石に悩まされる可能性はないとは言えないがそれでも、しばらくは痛みから解放されることとなるだろう。
何らかの痛みがあるとやはり物事を考えられなくなって仕事もできない・・・当たり前である。
そういった時間が突然やってきてすべての力を奪い去っていくわけだ。もちろん疝痛にのたうち回る状態というのも災難ではあるが、それ以上に不快なのがそういった状況が続くことですべてに対して無気力と化すことだ。
こちらの方が深刻なのである。
それは生きる希望を奪い去っていくし、ネガティブな未来しか見えなくなりすべてどうでもよくなる。
これは多分、壮年性うつ病とかその他の精神的疾患とも共通する苦しみだろう。
私は物理的痛みを長時間味わったことでそうなるわけだが、精神的危機をもともと抱えている人にとっては、そんな引き金がなくともその地獄にはまっていくのだろうと思う。
当然、そういった地獄も自ら作り出した幻想の館にあるのであって、現実に確実に実態として存在しているのではない。それを理論的に理解したとしても、作り出した私はそれをやはり現実として認識するので、地獄は実在化するわけだ。
あ、ちなみに、私の場合そんな感覚になったとしてもそう長くは続かない。色んな意味で振り子のように振れているからこそ気が触れるという形にはならない。