昨日の大学の授業ではレポートの書き方を教えた。
概ね今の学生の皆さんのレポートはどこかのサイトからコピペしたものが多い。コピペ自体を否定する気はないが、それにしても、自分の物になっているかどうかは重要だ。どうせやらなければいけない作業だとすれば、単純に時間を浪費するのではなく、そこから何かを得たほうが得だろう。
そのためには、関係するサイトからの文章や画像などを一旦、Googleドキュメントにコピーする。その際にある程度分類してドキュメントを作っておけばいいだろう。
例えば、「歴史」「現状分析」「その他の資料」など別々にドキュメントを作成し、そこへコピーする(コピー元のURLも忘れずに)
そのうえで、もう一度それらを読み直し、全体を把握する。この時点で、新たな発見などもある可能性が高いので、もう一度構成を考え直し、それら資料をベースに自分の言葉に直して書き上げるという手順だ。
また、レポートの形式も重要になる。
扉の表題や見出しによる分類など、一定の形式を守る必要があってこれは、自分のためというより読んでもらう相手のための心遣いとなる。特に見出しの付け方は重要だろう。そこで多くの判断ができる。
こういった形式を守ることで、書き手読み手双方にとって有益な文章となる。どれだけ素晴らしい内容でも伝わらなければ意味がない。見出しは一種のキャッチコピーだ。その意識を持ってかけば良いレポートになるだろう。
学生の皆さん。これから試験を控えている場合、こういったことを意識してレポート作ってくださいね。
と、ここまで来て、論文の書き方で、検索してみたが、どうも詳しすぎて余計にわかりにくいサイトが多い。確かに、細かいことを言い出せばキリがないのだが、もっとわかりやすくまとめているサイトはないものだろうか・・・これでは今の学生の皆さんはスルーしてしまう可能性が高い。
まあ、論文ではなくてレポート程度なら下記のサイトあたりが参考になるだろう。