見知らぬ人のためにマスクを贈る

見知らぬ人のためにマスクを贈る

親戚から頼まれて、学校で始まる遠隔授業の為の中古ノートパソコンを代理で購入した。荷物が今日届いたがその中にマスクが一緒に同封されていた。

別に頼んだわけではない。

しかし、こんな所だ。こんな事があるとやっぱり人間も捨てたもんじゃないと思うのだ。

ガイア仮説の提唱者J.E.ラブロックによれば、地球を一つの生命体として考えると人間というものはその生命体におけるがん細胞の様な増え方をしていると結論づけた。

その生態系を破壊し、完璧だった自然のバランスを崩すのが人間なのかもしれないと彼はいう。

だから我々の存在は罪である。

それはキリスト教で言うところの原罪とも繋がる。

しかし、結局は我々もその地球環境の一部であって自然と人間を分離することのほうが無意味だ。

新型コロナの問題によって、様々な欲が渦巻き様々な問題が表に出てくる。そこには憎悪や怒り、悲しみ、蔑み、いらだち、軽蔑、差別、恐れ、攻撃、そういったネガティブな現象も多数存在している。

しかし、こんな所だ。「見も知らぬ人のためにマスクを贈る」

これがある限りは「信じる」ことができる。

ちなみに「信じる」とはその結果如何に関わらず本当であると思うことなのであって、「信頼」とはちょっと違う。「信頼」には期待があるが、「信じる」はそれを超越している。

 


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