クライアントからGoogleマップでの評価に関して、「いわれなき内容が書かれてポイントが極端に下がってしまった。」との相談。
こういったことは今のSNS全盛の時代ではよくあることではあるが、経験のない人にとっては非常にヤキモキする内容だ。ネット上での中傷記事は相手がわからないゆえ心配が重なる。
その中傷記事に対して消すことはできないかのという相談であったが、内容を確かめたところ、明確で具体的な中傷記事とは言えず、基本的には無視すべき内容だと判断した。
他の方にもご相談されたらしく、そこでは全く反論しないのは問題かもとのことで、そのための原文を作るという話になった。また警察にも相談してみたらしいが、当然の如く対応はできないとのこと。
こういった状況になった1週間後、クライアントの代表メールに、タイムリーにそういった不正なコメントなどの削除を引き受けるというメールが届いた。1件あたり1万2千円程度の費用だ。
さぁ、ここで新たな可能性が出てきた。それは、その中傷メールを書いた人間と不正コメントを削除しますという業者が同一人物だったらどうだろいう可能性だ。
つまり自作自演で金をとる仕組み。
これは理論的に可能だ。特にGoogleマップの場合、Googleアカウントは簡単に作ることも可能であって、そのアカウントの信頼性というものは低いし、沢山のアカウントを使い分けることも可能だ。
今回の件もどうもそのパターン臭い。中傷記事の内容的にも本当にその事業所の事を知っているようには見えないし、そのアカウントでの他の口コミ記入はないし、それ以外の投稿もゼロだ。
さらにその後、よくわからない同じ様なアカウントで、最低評価が数字だけで何件かあっている。これはもう狙われたとしか思えない状況だ。
このパターン。まだ詐欺だとは断定できないが、可能性があることだけは多くの人に知ってもらいたい。