写真を再起動してキロクマ!始めたことで、それらが果たす地域貢献の度合いは結構大きいのではないかと思っている。
先日も初めて会うウェブ制作者の方々から「キロクマ!登録して利用させていただいています。」との言葉を頂いたし、あちこちでお礼の言葉を頂く。
こういった形で、地域の観光に役立つのは、それが基本無料で利用できるからだろうし、それではなぜほかの地域や、ほかの人が同じ取り組みをしないのだろうかと思う。
勿論その理由は理解できている。
1.著作編放棄への抵抗感
2.肖像権等の知識不足
3.サイト構築の技術の不足
4.地域へのボランティア意識の不足
その他さまざまな事が相まって、地域全体への奉仕という概念が成り立ちにくい。しかし、取り組むのがプロのカメラマンであれば、そのプロモーション力は間違いなく向上する。
過去であれば、自分の商品や作品を無料で配布するという事自体がタブーだったわけだが、時代は変わったと考える。
多くのインターネットサービスがフリー戦略を採っていて、一番重要なコンテンツを無料で使わせそのファンを募り、その中からビジネスモデルを再構築する方法だ。
実際、私がプロのカメラマンとしてやっていこうと思っていても同じことをやっていると思う。その気がなくてもこれだけのプロモーションを行えばおのずと写真の仕事が向こうからやってくる。
今考えているのは同じ手法で、日本中の各地域から希望を募り予算立てして、その地域のフリー写真配布サイトを構築できないかという事。これは仕事として行う。可能性はありそうだな。
実際請け負うとしたらどの程度の予算があればいいか試算してみた。
- 撮影費用として10から20万程度
- サイト構築費として30万程度
- サイト維持費として年間1万程度
- その他旅費等の経費
といった感じだろう。この形で構築すれば、私だけでなく引き継いだ地元の人が写真を追加できるので、生きているサイトとなる。