先日の夕方思いついて、一路阿蘇へ。
夕方から朝日までを撮影してきました。
特に久しぶりに阿蘇山頂近くのロープウェイ乗り場で平成最後の満月と小噴火が続く中岳の様子を撮影してきましたが、こういった条件の場合には、カメラ自体のポテンシャルが影響するため、なかなか難しい撮影になります。
露出や色温度に関しても、基本はマニュアルで設定します。夜の撮影の場合、ホワイトバランスをAUTOにしてしまうと、夜っぽい雰囲気がでません。これは元々月明かりなどの記憶色と実際の色温度に差があるためですが、概ね私の場合は3900ケルビンあたりに設定します。
もし、AUTOにして撮影した場合、カメラにもよりますが、昼間と何ら変わらない色合いになってたり、オレンジ色っぽく成ったりします。
これは、色温度をを特定できない場合、自動的に自然光ベースに調整される事が原因になります。元々月明かりの色温度は低く、実際オレンジがかった光ですが、暗い状態で人間の色への感度で、赤系(長波長光)が落ちるということが影響して、記憶色としての夜の光は青っぽいものだと認識されていることから生じます。
また、露出に関しても、オートブラケットを使って数種類の露出で撮影します。これは実際機械任せにすると、ハズレてしまうことがあるため予防措置です。編集時にHDR化したほうがいい場合もあるため、それらも前提で撮影します。
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