存在の気配はそれほど違いもなくて

私達はそれぞれの思いを抱きつつ、この場所に居てもいいのか問い続ける。その問いは空虚な生活の中で反響し共振しながら増幅するかも知れない。
だからこそ誰かとその思いを共有したいと切望するのだ。


分かっているはずだ、誰も分かってくれないと思う自分自身に実体がないという事実。
そこにあるのプロセスだけであり、私は私であって私ではない。私の私だけの私には誰かと違う存在であってほしいのだけど、本当はそうじゃない。

「私とあなたは違う」と言いながらも、それほどの違いはない。
「あなたは変わり者だ」というあなたとも、大して違いはない。

だから既にここに在るという事実で、我々は存在を許されているはずだ。
そうだろ?存在が許されていないのであれば存在していないのだよ。

その意味を共に理解できればその歌があなたの心を癒やしてくれるだろう。そしてそれを一緒に感じることが出来るのであればそれはこの世界における祝福だと思う。そこに男女の違いはない、そこに年齢の違いもない、そこに国の違いもない。そこに時間の違いもない。


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