どうにも今週は、分刻みで動いている感じで、全く余裕がなかったが週末の Street Art-plex が終われば一段落。
明日は県庁で Artist in ASO の県知事表敬訪問があり、こちらも取材に出向く必要がある。とはいえこちらの方はアーティストの皆さんに会えるのは楽しみ。
なぜにアートに惹かれるのか色々書いてきた気がするが、やはりそれは人間の精神活動の輝きに相当するものであって、我々の生活を豊かにするからだ。
豊かである事=お金があるではない事は誰にでも道理としては知っている。しかし、いざそれを実行しようとすると色んな場面でストップがかかるのも事実だ。
現在関わっている文化事業のいくつかはそういった成果主義の弊害とも言える部分で継続が難しい可能性もあるのだ。
例えば、そのコンセプトや内容がいかに素晴らしくても、そこに数字としての成果がなければとりやめなくてはいいけないかも知れない。
しかし、文化事業というのは長く続けなくては意味がない。つまり、文化とは続けることで実現するのであって、単発で終わるものは文化とは言わず単なるイベントなのだ。
このため、文化を作るためには、信念を持って、継続して活動する必要があり、その結果がすぐに出るというものではない。この点を理解してもらう事が難しい。
例えばキロクマ!は立ち上げて5年経つが徐々に浸透し、徐々に受け入れられ一定の成果が上がるようになった。しかし、それはやはりの5年という年月あってのことなのであって、それを止めなかった信念によって成立していると言える。
信念という玉は時間をかけて磨かなければ光らない。