失敗を嫌がる気持ちも分かる。

失敗を嫌がる気持ちも分かる。

仕事をしていて楽しいと思えるのは、それまでやったことのない仕事であることが多い。それが有料でも無料でも変わりないため、金儲けには向いていないが、その分楽しく毎日を送っている。

自分の持っているスキルが誰かの役に立つというのは、ありがたいことだし、そこで生まれるコミュニケーションは更に重要となる。

今の仕事に対して、生活のための手段だと割り切って仕事している人も多いだろうが、それもまたその人の選択だ。

ただ、少し意識のチャンネルを切り替えたら変わるかも知れないと思うこともある。

これは教育の責任でもあるが、「仕事とは指示されたことを卒なくこなすもの」と、捉えている場合、会議をしても意見が出てこない。大勢の中で意見を言う事自体を良しとしない。「言えば自分に責任が出る」とでも考えているのかも知れない。

「失敗を嫌がる」というのは時代の空気だ。

また社会もそれらに対しての度量が狭まっているいる感じがしてならない。誰かの不倫騒動だったり、ネットにおける不用意な発言に対しての誹謗中傷なども含め、個人の価値観そのものから人格否定等の攻撃のうらには、そういった規律を守るというプレッシャーに対しての反発があるのだろう。

それはネットに限らず、会社などでもおなじだ。

このために新規プロジェクトなどが発生しにくい。新たな取組を始めようにも失敗が怖くて誰も助けてくれず、プロジェクトマネージャーのみが必死になる。

うまくいかなかった場合は場合で「あの人はエリートコースから外れたからあまり付き合わないほうがいい」なんて預言者みたいなこと言う人も現れるかも知れない。しかし、そんな判断は多くの場合無意味だ。

成功は失敗の積み重ねの中にある。


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