普段、首から下げて持ち歩くカメラとして大きめのバックと共に移動する際はFUJIFILM X-E1を、小さめのバックと共に移動する際にはパナソニック DMC-GX7MK2を使っている。GX7にはLUMIX G VARIO 12-32mmレンズと予備にLUMIX G 25mm / F1.7 ASPH.をセットにしてるがX-E1につける手軽に使える広角レンズが少ない。
富士フィルムの X-E1とセットで使っていのが基本オールドレンズや中華製レンズなのだが、それらにも35mm換算の28-21mm程度の焦点距離のレンズは少ないし、純正のレンズも高い。そうなると気軽には使えないではないか・・と悩んでいたが、解決策があった。
純正でも低価格帯のカメラとセット販売されている XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ を広角専用レンズとして使えばいいじゃないか・・そこで中古を検索したところ1万3千円程度で見つかり購入。
確かに15mmからのズームだから十分普段から使える画角だし、それに中華レンズの50mm位をセットにすれば概ね撮影に支障はない。元々オールドレンス用に使っているX-E1だから高性能のレンズは不要。
普段遣いに破綻がない画質なら十分だ。
低価格帯レンズとはいえ、メーカー品で評判もいい。実際昔はXA-1でこの前の機種を使っていたが全く問題ない画質だった。(そのレンズはキロクマ撮影時に橋から落下破壊した)
まずは解像度
解像度は基本的に一般的レンズメーカの商品レベルとして問題ない範囲に収まっている、このへんは他のレビューサイトで確認したほうが正確で早いだろう。
撮影条件
- カメラ:FUJIFILM X-E1
- 露出条件:絞りオート
- 露出補正:間違って-0.7で全部撮影しちゃった
- フィルムシュミレーションモード:Pro Nega. Hi
- 焦点距離:15mm
実際の解像度はポップアップ画面をダウンロードして確認してください。なお、横サイズは2024pxにリサイズしています。
作例
個人的に強めの写真が好きなので、全体的にアンダー気味で撮影している場合が多い。ただでさえPro Nega. Hiでコントラストが上がっている状況でもあるがそこにアンダー気味(-0.7)とくればこんな写真に成る。
基本JPEG無加工です。
色調調整した作例
総評
さて実際使ってみて一番感じたのは
「おおー自動でピントがあうじゃないか!」というあまりに当然な事実。普段中華製マニュアルレンズを使っている関係上、AFの効果に感心する。遅いとかつかみにくいとか全く感じない・・。
更に手ブレ補正が効くのも素晴らしい・・(もはやこの反応は末期的症状)
ほとんどノーファインダーで切ってもぶれないのはすごい。
とまぁ。まるでカメラ初心者のような感想ですまない。
実際、そういった当たり前の最近の機能というのがありがたいと言うのはおかしいのかも知れないが、便利さに感動する。そのうえで破綻しない広角での撮影ができるというのもすごいと思ってしまった・・やっぱりおかしいよなぁ。
しかし、そういったテクノロジーの進化の上でこういった商品が作られている事実を再確認出来たことは良かったと言える。この金額でボケ味がどうだとか色収差がとか・・正直どうでもいい。やはり、この金額でこの画角のレンズが手に入り、しかもたまにはズームすらできるという事実に素直に喜ぶほうが正しいだろう。あはははは。