もうこれは本当に個人的に感じていることなのだが、以前私もWordPressでウェブ制作をやっていたのだが、どうも性に合わないというか、結局の所エンジニアリングが出来ないとまともにサイトを構築出来ないのが不満で Joomla! に乗り換えたという経緯がある。
当然、WordPressは基本がブログシステムなのであって、その設計思想からしてそれを企業用サイトに使うのは基本的に外れている。勿論現在のWordPressは相当進化した為、多くのことが可能になったといえるし、誰もが使っているからその情報もウェブ上に沢山転がっている。
これは、制作する際に助けになるのは確か。
しかし、基本がコーポレートサイト用に作られている Joomla! の優位性は今も変わらないのではないかと思う。そういった意味で Joomla! の環境に不足しているのは日本語環境の充実であることは間違いない。
実際エンジニアでもない私が、大学や公的機関などのサイトを構築出来ているのは、Joomlaによる恩恵が大きい。1000ページを超える大規模サイトであっても、そのパフォーマンスは高い。また、Joomla3.0以降サイトのハッキング被害にあったことがない。この点でもセキュアなウェブサイトを構築する上で優位性が高いと思うのだ。
でもやっぱり、「みんなが使っているからWordPressだよね」というのは理解できる。インターネットコンテンツの基本はそういったメジャーがマイナーを駆逐するシステムになっている。ひねくれ者のわたしは「みんなが使ってるなら私は別のを使いたい」と思ってしまう。
でも、単にひねくれているだけなら、こんな事は書かない。基本心にしまっておく。
だから、皆さんぜひJoomla!使ってみてください。WordPressと比較して、その特性を知って、使い分けるのが良いと思いますよ。
そんなわけで、Joomlaの解説サイト構築中です。