2016/11/09(水) 22:48

ウェブ制作にかける費用について考えてみる。

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いまクライアントの担当者とウェブサイト制作の予算立てのことを打ち合わせしてますが、担当者自身もウェブサイトの予算をどの程度考えればいいのか迷っています。

これは当然ですね。サイトを作る手間を理解できるかというと、作ったことない人にそれは無理。しかもウェブ制作には様々な方法論が存在しているので、それによって大きく差がでます。

どのような形式でどのようなサイトをどんなレベルで作るべきか?

これって、とてもむずかしい問題です。

 

すべての企業のサイト担当者がそういった事に対して知識があるわけではないわけですし、ウェブに詳しい私達でも、最適な形式が何であるのか?その企業の望む形を理解するのに時間が必要です。

例えば、打ち合わせに行った初日に

「おたくの会社いくらでウェブ作ってくれる?」

などと、聞かれたら要注意。多分担当者にウェブに関しての知識が不足している証拠です。今回の担当者の様に、素直に予算建てに関して分からない部分を聞いていただければ大変ありがたいです。

質問いただいた後、契約に至らなかったとしても、全く問題ありません。それより、こういった部分のコンセンサスがない状態で契約してしまう方がよっぽど危険です。

それでは実際にどのくらいの費用が必要なのか印刷物と比較して考えてみましょう。

一番わかり易いのは会社パンフレットを作る場合です。

 例えば、10ページの会社パンフレットを作るとします。ウェブサイトも同じ10ページです。ウェブでパンフレットを作る会社の料金表を探してみました。

ウェブの場合大抵制作会社が企画から撮影制作までやります。広告代理店が入ればまた別ですね。そうすると調べたサイトでは9ページで612,000円(1,000部フルカラー)となっています。

これ、印刷物としてはそれほど高いとは思いませんね。

では、ウェブサイトで10ページ作って60万ですと、言えば間違いなく高いと言われます。

「だって、パンフレットには印刷代がかかるでしょ?」

いえいえ、これらの料金における実際の印刷費用はそこまで高くないです。そのサイトの場合、完全版下持ち込みで30万程度になっています。半分が人件費ですね。(しかもこれには、すでに利益が含まれているので実際の印刷費用は20万程度かもしれません)

なので、ウェブサイト10ページで30万ですと伝えたとします。まだまだ高い!と言われます。しかし、実はウェブサイトの場合はこの人件費以外に、システム開発などがあって、印刷物より大きく手間がかかるのです。

この違いは何でしょう?

それは基本的に意識の違いです。

ウェブサイトは印刷物に比べると簡単にできると思いこんでいる。例えばブログのように設置すればすぐに動かせると思っている。印刷物は紙に印刷され触れることができるが、ウェブサイトは形がなくて作った実感がない等など・・。

そういった意識で、形のない物としてのウェブサイトを評価してしまっているという事がこういった状況を生むのでしょうね。これらを丁寧に説明していくのも私達の仕事の一つです。

この記事は 471 回読まれました 最終修正日 2016/11/09(水) 22:58
浅川 浩二

自己紹介が難しい。あまりに色んな事をやりすぎてアイデンティティーが希薄になってしまった。何が出来るの?って聞かれると答えに窮する。ただ言えるのは、「友だちになれば便利な人だよ」という感じかな。