"CHAOS THEORY" at the Szczecin Academy of Art. I am also exhibiting my artwork.
ポーランドのシュチェチン・アート・アカデミーにて開催されている「カオス・セオリー」展示会に参加したが、どうやらフライヤーなどにも作品を使っていただけたようで、ありがたく思う。
私はデザイン系の授業もやっているのだが、フリーハンドでは全く絵が描けない。絵が描けないのには理由があって、小さい時自分が描いた絵を馬鹿にされ、「絵は向いていないので絶対描かない」と決めてしまった。それ以降、美術の課題であれなんであれ、提出しなかったし、提出しても下書きレベルのものだった。
当然、未だに絵筆で絵を描くことは出来ない。
ただ、だからといってアートそのものが嫌いだったわけではなく、自分なりに何か出来ないかなと思っていた。
自分なりの「絵」はどこにあるのか?その探究はコンピューターという道具を使う所から始まった。そして今や人工知能を使えば更に高精度なイラストなどもかける時代となったのだ。このプロセスにおいて、私は私なりの「絵」というのを作り続けているのだが、結局はハンディーだと思われる特性を逆手に取って表現の方法論を構築するなら、その独自性も担保できる。
このやり方はアートと相性がいいのだろう。
つまり、ハンディがあのならそれを認めた上で、自分なりの表現方法を見つけるその行為そのものがアートであるとも言える。アートはその生み出された作品のみを言うのではなく、生み出す行為そのものも含むのだと思う。
アートは存在の肯定から始めるべきだ。