本日は坂本町の生活改善センターという地域の公民館的施設に看護のココロの活動で行ってきた。
坂本町(私の感覚では坂本村)のような自然豊かな場所は、それと引き換えに過疎化も進み、地域のつながりが薄くなってきている場合が多い。
この付近の集落は50個程度あるという事だったが、本来それら集落は集落ごとに自立してそれこそSDGs的生活を長年続けてきたはずだ。
その歴史は、我々が生まれて物事を判断できる長さとは比べるのがバカバカしいほどの時間を持っている。つまり、近代化した我々の価値観より、その数百年、いや数千年続いてきたであろう過去の価値観のほうが優れているのではないか?
しかし、それらも災害や先の現代人の価値観によって変容し、継続が難しい状況にあり、それら集落も、より疲弊していると思われる。
それら問題に一定の解決を与えることが出来るのは、新たな横のつながりであろう。一定の価値観を元に新たなコミュニティーを作り、それら繋がりの中でお互いの存在を確認し合う機会、情報を共有すること等で救われる事は多いだろう。
実際我々が取り組んできた(といってもほぼ代表の蓑田が頑張った)まちの保健室的活動はそういった集落の文化を超えて、新たなコミュニティーを形成しつつある。 簡単にいえば、多少閉鎖性のある集落同士でもまちの保健室という概念で再結合が発生し、これらイベントにも各地から人が集まり始めている。
この活動はやめてはいけない。これからも多くのかたにお世話になりながらも、続けるべきだと思うのだ。
熊本のインターネットラジオ番組「ショートトラックラジオ」にて、代表の蓑田がインタビューを受けた内容が下記より確認できます。この活動の起点からこれまでの流れなど概要が御理解いただけるかもしれません。