売上ダウンと硬直した組織

売上ダウンと硬直した組織

色々な企業などの方たちと交流していて感じることがある。現在の広告は、これまでのようなマスコミによる告知だけでは対象者に届きにくい状況にあるということだ。
すなわち、情報過多の現状からして、単なる告知では相手に届きにくい。
 
例えばFacebookなどでイベントを告知するにしても、単純にイベントを立てるだけでは反応は少ない。そこで、対象となる人一人一人にDMを打つと全く反応が変わる。これは、主催者と対象者の間の関係性が影響してくるわけで、普段からのコミュニティーの構築が重要になってくる。
 
過去においては一企業が対象者と直接的に交流できる方法が限られていた事もあり、そういった B to C ( Business to Consumer ) の関係性を作るのには費用も手間も必要だったが SNS の登場などで関係性構築の方法が変わったと言える。
 
こういった現実は何もここで書く必要もない位周知されているが、それでは実際にその努力が企業や集団によってなされているか?と、言えば充分ではない事も多いだろう。こういった事に時間を割くという業務に関して上層部の理解が得られない場合がある。
 
更にそういった関係づくりには時間がかかる。意識を持って取り掛かってもすぐには効果が出ないため、途中で諦めてしまう場合も出てくる。この様なファンコミュニティーを育成するのに数ヶ月ではなく数年単位の努力と計画が必要とされ、そのための強い意志が重要だ。また、単に待ちの姿勢ではなく積極的に外部コミュニティーや他の企業といったものとの交流をしなくてはいけない。
 
そうして、担当者や上層部が明確な方向性を打ち出し、配下の者を誘導することができれば劇的に状況は変化する。
 
本来的に顔の見える消費者や利用者との交流は有意義な行為だと思われるが、全くリスクがないということではない。直接的な交流によってクレーム処理なども発生するが、だからといってそれを恐れる必要はない。ネット上の問題は、もっと決定的な現実問題に発展する可能性を減らす事もできるだろう。そのためには誠実である必要もある。対象者に関して上下関係を作らず、公平に誠実に対処できれば有益な関係性を持てるだろう。
 
そういったリスクとも思われる状況を乗り越えてこそ、新たな関係性が生まれ、それが売上につながると考えたほうがいい。リスクを取ることが出来ない限り日本経済の衰退にシンクロして、売上は減少するだろう。