今朝方突然ガドガドさんが来た。朝の6時過ぎだった。
普段私は事務所床に一人分ギリギリ寝ることが出来るマットを敷いて寝ているのだが、その横に滑り込んで来て肩を揉みだした。
「私来たよ。ガドガドよ。」
「お前、コラ何してるか!」
「肩揉んでるよ。自転車で来たから1000円でいいよ。」
「君の盗んだ自転車返したはずだろ!」
「そうよ、返して別の自転車借りたよ。」
「鍵かかってたろ!」
「ユミも言ったけど、鍵はペンチ持ってるからだいじうぶよ。」
「だからダメだって自転車パクったら!」
「パクる?パクって食べるのか?」
「いやだから、盗んだらダメね。」
「盗んでないよ借りてるだけね。」
狭いマットに入り込んだため、そばに置いていたAIAの展示会の為のCDが倒れ散らばっている。
「今日はいいから帰りなさい!」
「なんでかなぁ。せっかく来たよ。」
「君は何時だと思ってるか!」
どんどんこちらまで日本語がおかしくなってきた。
「袋貼りのバイトが終わらなかったよ。自転車も見つけるのに時間かかったね。」
「いいから帰りなさい!」
とにかく面倒なのであった。
*写真はガドガドさんに昼飯をおごった時の写真。「フリードリンクは3杯以上飲まないと損するよ」彼女はそういった。