話から想像するに、ガドガドさんは不法労働者だ。
インドネシア人の64.5%の合法滞在者の年齢は20~30歳である一方で、イランやバングラデシュ、パキスタンなど大部分の他のムスリム系出稼ぎ労働者の年齢は30~40歳となっている
年齢は聞いていないが、多分、ガドガドさんは34~5歳だろう。クリスチャンでありムスリム(イスラム教徒)ではないと言っていた。
現在宿泊しているのは健軍の元妻の近くの江津湖にちかい一軒家でそこに6人で住んでいる。ガドガドさん以外も同じような境遇の者たちらしく、漁船で保戸島(大分県津久見市)着いたガドガドさんは、在日インドネシア人の秘密結社を頼って、この熊本に来たらしい。
一見すると日本人とよく似た風貌のガドガドさんは、色白に見せる為ファンデーションを厚塗しており、実際インドネシア人とバレることは少ないようだ。
普段はちふれのファンデーションを使っているが、お金をためてディオールのスキン フォーエヴァー アンダーカバーを買いたいと言っていた。
しかし、残念ながらファッションセンスが古く、そのせいで「危ない人」と勘違いされると悩んでいた。この写真でも彼女のファッションセンスの問題が理解出来るだろう。
宿代は月5000円らしいが、6人で住んでいる為何かと不自由だと嘆いていた。
ガドガドさんとの出会いは、元妻の路子さんからの紹介であって、健軍商店街で買い物をしていた時にガドガドさんから声をかけられ、誰かマッサージさせてもらえないかと言われたらしい。