熊本の郷土料理「ひともじのぐるぐる」

食べ物の好き嫌いは少しばかり人生を貧乏にする

歳をとってくると徐々にその食の嗜好も変化するわけだが、子供のときには嫌いだった野菜や何やら・・特に熊本の郷土料理である「ひともじのぐるぐる」なんて人間の食べるものではないと断言できていたのは遠い昔。

しかし、嫌いなものでも無理して食べ続けるとある日それが「美味い」に変わる瞬間がある。

これは多分学習なのだと思う。

その食材に体に有益な栄養素が含まれている場合に起きやすいのではないか勝手に思っている。

特に味覚に変化が出やすいのは「苦味」

苦味の成分にも色々あるが、過剰すぎるものは別にして、味のスパイスとしては欠かせない。よって、その調理方法にて、それらを摂取しやすいかも決まってくるし、そのバランスが重要になる。

例えば、シニグリンという苦味成分がはいっているクレソンにしても最初は単に苦いだけの雑草みたいな味だ。しかし、食べ慣れてくればそれを美味いと思うようになる。

先日購入した「農家の味自慢ふきみそ」も苦い。苦くて美味い。

「好きなものだけ食べられればそれでいい」と、思う人も多いだろうが、訓練によって理解できる「旨味」があるという事を前提に考えれば、それが理解出来ないというのはちょっと残念だ。知っている人が楽しめる事を楽しめない。

それって、少しばかり損をしていると思ったほうがいい。

よって、「食べ物の好き嫌いは少しばかり人生を貧乏にする」ということね。