今日の満月は本当に美しい。本来なら月明かりの景色でも撮影に行きたいが事情が許さないのでベランダから撮影した。
カメラはPanasonicのG6、レンズはツアイスの300mmにテレコンバーターをつけて600mm相当だ。マイクロフォーサーズの規格からすると35mm換算で1200mmに相当する。流石に元画像では色収差がエッジに出ているが、その点は編集で修正。
空気のゆらぎを考えれば解像度的にはほぼこれが限界だろう。
しかし、月とは面白いものだ。地球に向けていつも同じ面だけを向けている。月の裏を直接見たものは宇宙飛行士だけだ。
月の自転速度は27日だが、その同じ時間で、地球の周りを回っているからそうなるわけだが・・これは地球の引力のせいだと言われている。元々は違う自転速だったかもしれないが、地球から引っ張られて歪が生じ、月に働く地球の引力が、それを打ち消すように働く。
このためにやがては同期して今の状態になったと言われている。言うなれば月は地球に支配されている。言葉を変えればシンクロしている。理屈はわかるがやっぱり不思議だ。
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