ガドガドさんがやって来た。
「はーい。わたしきたよ。」
「やっときたな。」
「わたし、ちょっといそがしかったかたからやっときた。」
「なんか・・日本語下手になってるじゃん。」
「そんなことないよ。」
「ちょっと今日は聞きたいことがあるんだが。」
「はいはい、ユミから聞いてるよ。ちょとまってね。」
「何、何してるの?」
「7分間だいじょうぶよ。1分100円ね。」
ガドガドはそう言うとiPhoneのタイマーをセットし始めた。
「あのね。金とるんだったら帰れ!」
「あら、じゃ、やめるか?」
「やめない!とにかく、いくつか質問に答えなさい。」
「わかったよ。旦那さんケチね。」
「うるさいわ!ガドガド、君は何処で生まれた?」
「私はフィリ・・インドネシアのジャカルタね。」
「それで、兄弟は何人いるの?」
「13人よ。」
「多いな・・名前は言えるのか?」
「もちろんよ。上から、えーと、サテ、サピ、ナシ、ゴレン・・・・チャプ、チャイ、アヤム、ゴレン、ミー、ゴレン・・・あら、ゴレン多いか・・ソト、アヤム、マン、ゴー」
「全部料理の名前だろ!!それにゴレン3人居るやないか!最後のゴーってなんだよ!!!しかも14人じゃん!」
「兄弟多いと忘れるあるよ。」
写真はインドネシア時代