イギリスのウェブシステムの開発者に日本語翻訳の作業のために連絡してほぼそちらの作業は終了。多分来週くらいには公式に配布されることになるだろう。
ついでにもう一つフリーのモジュールというものの翻訳も行っていて、そちらはドイツなのだが作者に連絡して日本語ファイルを送った。
こちらも速攻返事が来て、喜んでもらった。来週には公式翻訳版としてリリースされる。
なぜそういった事をやっているかというと基本は仕事で使うためだが、私が仕事で使っているウェブシステムはオープンソースと呼ばれる基本無料のソフトだ。
その無料であるソフトをカスタマイズして、有料のオプションなどを追加して使っている。このため基本システムにはそれほど資金が必要ない。
そうやって使っていることで、ウェブ制作で稼いでいることから、機会があればその恩返しもしたいと常々思っている。
今、ソフトウェアーの分野ではこういったオープンソース化が進んでいる。なにかの目的で利用できるプログラムを世界中の人たちがボランティアで開発し、それを元にそれぞれがカスタマイズして利用する。
最近ではマイクロソフトのEdgeというホームページを見るためのソフト(ブラウザ)がGoogleChromeの基本システムを使う形に変更された。これまでマイクロソフトは独自の戦略で開発してきたものをあっさり投げ捨て、ある意味ライバル関係にあったGoogleのオープンソースに切り替えたのだ。
今後もこういった「共有」という文化が世界を変えていく。これら仕組みの変化はやがて実社会の中にも根付いていく事になるだろう。もちろん今でもデジタルデータは様々な形で共有されているが、もっと現実的なモノ、金、人などの所有権の形が変わって行く可能性があると思うのだ。