マイクロ・フォーサーズでの動画撮影について

マイクロ・フォーサーズでの動画撮影について

普段、常用しているのはマイクロ・フォーサーズのカメラが多い。その中でもPanasonicのGX7MK2は使用頻度も高く、信頼のおけるカメラだ。それ以外にもオリンパスのOM-D E-M1だったりE-M5やPanasonicではGX-1から色々使っている。

そのなかで動画撮影のメインはPanasonicのGH-3であるが(私はカメラは中古しか買わないので最新機種は持っていない)OLYMPUSとPanasonicでは動画撮影に関して思想性のちがいというか、感覚の違いが大きいと感じている。

基本、OLYMPUSの場合動画撮影は完全マニュアルでないと厳しい。

動画撮影においてローリング現象が出やすいのと、露出の変更が段階的であって、撮影中にいきなり露出が変わるためにフルオートは使えない。マニュアルでの撮影であれば問題ないがAF合焦のときにPanasonicに比べると急激に前後する症状がでやすいので、これもまた、完全マニュアルで利用するしかない。この辺は考え方の違いだろうが、Panasonicであればあるていど、オートでも破綻しないことを前提に考えると多少使いにくい。

Panasonicのカメラの場合、動画に於いてもPanasonicのスタンスが効いていて美しい動画が撮影できる。下記の動画は、基本フルオートだがそれほど大きな破綻はない。AFの精度、露出のバランス、適度な手ブレ制御など、あの小さなボディーでもこれだけの絵が出てくるところはなかなかのものだ。(撮影機器:PanasonicのGX7MK2にLEICAの15mm F1.7)

 

AFにしても、動画撮影の時には、その動きがは静止画に比べて逆にゆっくりになる感じがする。それが自然な感じのピント移動になる。このへんの塩梅が業務用カメラを作っていた感覚から来ているというのは予想できる。

OLYMPUSの場合、ローリングシャッター現象を減らすためには手ブレ補正をOFFにすべきだが、OLYMPUSの最大の恩恵でもある手ブレ補正を切らなければ撮影できないというのはなかなか考えものだ。当然手ブレ補正は静止画用であって、動画用でないのはわかるが、やっぱり惜しいと思うのだ。


印刷