インターネットの通信速度は、機材や時間帯そしてプロバイダーとの契約、プロバイダーの質などで大きく変わってきますが、先日利用しているQTネットの回線を100Mbps契約からギガコースに変更したら逆に速度が半分位に低下したことをお伝えしました。
そのネックにあるのが室内配線のコードであることは予想出来ましたので、今回カテゴリ6の配線に交換。メインPCをルーターに直付けして再度速度計測。
色々なサイトで試した所、これが今回の最速値でした。
これなら十分に早くなったと判断できます。みなさんもLANコードの交換は積極的に行ったほうがいいですね。速度だけの問題ではなく、劣化による問題も発生します。
また今回は、HUBを経由していませんが、HUBの性能も大きく影響しますので、こちらも100Base-tしか対応出来ていない場合は交換が必要です。私の環境の場合もメインHUBが業務用のCentreCOM FS716という機種を長期に渡り利用していますが、安定性は高くほとんどトラブルには遭遇していません。しかし、ギガビットには対応していない為、今回買い換える事にしました。
その他速度測定サイトによっても値はまちまち。普段使っているGoogleの測定では概ね250Mbps程度平均でしたので、以前のコースからすると約2.5倍の速度向上です。
227.0Mbps(ダウンロード)
348.0Mbps(アップロード)
ただし、QTネットの場合、ネット配信の動画を見るくらいであれば100Mbpsのコースであっても、実用にはさして影響はないかも知れませんので、ギガビットコースに変更する理由は薄いとも言えます。
もし、現状が100Mbpsコースであって、不都合がなければそのまま、変更するのであれば機材も一緒に交換したほうが恩恵が高いでしょう。