熊本美少女図鑑プロデュースに関して、アイドル系の動画などを見ていて分かったのだが、それらが人気を得る為のルートが2つある。
一つは楽曲などそのグループのアウトプットからファンになるという元来からの流れ。
これは過去メディアが細分化されていなかった為に、あまたある情報から勝ち残った情報が全体に行き渡る事となり、そこにはマスメディアの情報配信力が絶対的な権威を持っていた状態だった。
そして今、主流となっているのは、アイドル個人の言動からファンになってそのアイドルが所属しているグループに意識が向かうという流れ。
過去に於いて後者のアプローチはメディアの限界や売り手側の思惑によってクローズされていたわけだが、今やそれが売りとなる状況だ。
従って、熊本美少女図鑑のプロデュースに於いてもこのパーソナライズされた売り方が必要になるだろうし、彼女たちの持っているものをどんな形で表に出していくか・・その手腕が求められるだろう。
ただ、今回の熊本美少女図鑑グループは一般的アイドルグループとは違い、メンバーがグループに所属しているというものではない。あくまでもそのコンセプトによって選ばれたというにすぎない。
つまりその点に於いてはグループとしての強制力など行使できないし、こちらがわとしても責任も負えない中で何をすべきかを模索する必要がある。このために彼女たち自身がよりパーソナルに何を考え何をしたいのかを捉え、その手伝いをする事が必要となってくる。
また、彼女たちと話した感じ、それぞれ魅力的だったが、それをどう表現出来るか彼女たち自身の資質も問われることになるだろう。