本日次女が入籍したことをFacebookの記事で知らせてきた。先日入籍した長男とすでに子供がいる長女と共にこれですべての子供達が結婚したことになる。
私達家族は少し変わっていて、彼ら3人は元妻との間の子どもたちだが、離婚後もそれほど関係性が変わる事なく、今でも仲は悪くない。今妻と元妻も普通に会ったりしているので、たまにはみんなで食事したりする。
この元妻と居間の妻の関係が悪くないというのは案外少ないのかも知れない。世の中にはそういった関係性において多くの問題が生じているわけで、そういったことがない状況に感謝すべきなのだろう。
そういった状態で元妻の元育った子どもたちとのやり取りはもっぱらSNSだ。
SNSがあるおかげでそれぞれの子供達が何を考えているかわかる。
それは一緒に暮らしていたときよりより一層わかりやすい。
ああ、今悩んでいるんだなとか、楽しんでいるんだなとか、普段こちらから何かを言うことはないが、あんまり辛そうだったらたまには声もかける。
その程度の距離感でいいのではないかと思うのだ。
自分の親も放任主義であったから随分助かった。何かと干渉されるのは嫌だ。だから、子どもたちの決断にも干渉しない。彼らが決めたことは彼らの人生において彼ら自身のものだ。親である私のものではない。
だから、誰と付き合おうと、誰と結婚しようとそれは彼らの選択であって、親としては必要とされる事をするだけだ。もちろん。このままだとまずいなと思うような決断をしたときには多少話す。しかしながらやっぱりその決断を否定することはない。否定はしないけど、その決断に生まれる問題解決の方法を一緒に考える。
それもまた必要とされたときだけだ。
人間は失敗しないと学べないし、多くの失敗はその人のスキルになる。
しかし、元妻にはお世話になった。彼らを育ててくれてありがとう。よく頑張ってくれたなぁと思う。私ができたのは養育費を遅れないように支払うくらいだったから、それ以外の事は一人で親の役割を負ってくれた。ほんと偉いなぁと思う。
でも、これで子育てという大事業も一段落。
これからはもっと自分のために生きてほしいなと思う。子どもたちはきっとだいじょうぶ。今度は彼らが助けてくれるとおもうから。