日, 01 10月 2017 12:38

これから雲海の写真の季節です。雲海の写真を撮影する場合の注意点を書いておきます。

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この写真は3枚程度の露出の違う写真をPhotoshopでHDR合成を行っています。 この写真は3枚程度の露出の違う写真をPhotoshopでHDR合成を行っています。

もともと朝日をきれいに撮影するのは案外難しいです。それは、場所によって大きな明るさの差が存在しているからですね。特に太陽が昇ってからだと、その明るさに引きずられて全体がアンダー気味(露光不足)になります。だからと言って、暗いところを明るくしすぎると太陽回りの画像が白く飛んでしまい雰囲気が伝わりません。

こういった場合基本的には露出を変えた写真を撮影したのちHDRと呼ばれる合成を行いますが、Photoshopなどのソフトが必要となります。それができなくてもRAWデータで撮影すればずいぶん修正可能です。

一般的な撮影時のサンプル設定

1.日の出前の暗い状態で撮影する場合

  • ISO設定を400にする
     暗いとISOは自動的にアップします。ISOとは受光素子の感度なので、この感度が上がりすぎるとノイズが出ます。なのでわざと低めに設定します。
  • ホワイトバランスを太陽マークにする
     ホワイトをAUTOにすると自動的になるべく昼間のような色合いにしてしまいます。朝焼けの色が白っぽくなるのを防ぐためです。
  • プラスマイナスで同じコマを何枚か撮影する。
     正直こんな場合はあんまりカメラの自動露出はあてになりません。できれば同じフレミングでプラスマイナスで撮影してください。+1.5 0 -1.5 くらいでいいでしょう。(条件によっては2絞り以上変えたほうがいいこともあります)これ等のコマがあれば後々HDR合成も可能です。
  • 三脚を使う
     これは必須だと思ってください。まず、ISOの値を落としていますので、それだけでもシャッタースピードが低下しますので、手振れが起きる可能性が高いです。
  • RAWデーターで撮影する
     カメラによってはRAWデータでは撮影が出来ないものもありますが、可能であればJPEGではなくRAWで撮影しましょう。RAWデータの場合JPEGに比べると2絞り分くらいは修正が可能です。また、ホワイトバランスに関しても調整出来る範囲が広いので有利です。

2.日が昇り始めたら

  • ISO設定をAUTOに戻す
     戻さなくても大丈夫だけど、それ以降の撮影で、戻すのわすれちゃうと面倒なので、ついでに戻します。
  • ホワイトバランスは太陽マークのまま。
  • プラスマイナスで同じコマを何枚か撮影する。
  • RAWデーターで撮影する

*下記画像はクリックで拡大出来ます。

露出補正により画像の違い

deltaworks 020354

プラス1絞りにした画像

deltaworks 020352

マイナス2絞りの画像

ホワイトバランスによる色の違い

ホワイトバランスをAUTOにした場合

ホワイトバランスをAUTOにした場合

ホワイトバランスを太陽光に合わせた場合

ホワイトバランスを太陽光にした場合

JPEGとRAWデータとの違い

deltaworks 020316

JPEGでの撮影

deltaworks 020315

RAWでの撮影

deltaworks 020315 2

RAWデータから明暗を調整した画像

読む 562 回読まれました 最終修正日 日, 01 10月 2017 22:56